(3)危険もないし、1分もかからない。私も最初は、ナイフで練習し、けっこうは早い時間でカットできるようになりましたが、この道具を使ったほうがより早く、安全に作業できるのでこちらに切り替えました。
(2)VVRをカットしたいところで、はさみます。1~2回転さて、カットする側の方へ引っ張ると切れ目が入ります。これで切れた部分を取れば外装はぎとり完了です。
(1)ナイフによるはぎとり方の解説が多いですが、写真のような道具を使うともっと早くはぎとれます。早くはぎとれる道具でも、全問中1問ぐらいしか出題されてません。購入するかどうか迷います。
アウトレットボックスに電線管を取り付ける時などに使用します。挟み口のサイズの変更が出来るので、あらかじめ最初に使う位置に、サイズを変更させておくと、少しは作業時間の短縮になります。
一度に3本まではぎとれる優れものです。時間短縮には効果絶大です。ただし工具微調整はしっかりやってください。出来の良し悪しはそこで決まります。
言わずと知れたホーザン社製です。電工試験のために開発されたようなものです。効果絶大です。私も当然使用しました。
第二種電気工事士 技能試験 写真付解説
私、個人が効率よく勉強して、さらに練習するために実践したものです。解答集にも載っているものもあれば、そうでないものもあります。もし共感できるところがあれば、実践してみてください。合格へのヒントになるかもしれません。
1.学習及び練習方法
材料といっても消耗品の管理になります。電線が1番、次にリングスリーブが消耗するといったところでしょうか。下記の表のように管理してました。。解答集をもとに使用数を決めていました。練習量によって消耗するスピードも変化します。無くなる前に補充しましょう。表にすると、とても判りやすいです。
平成19年度 候補問題 (練習電線使用長)・(リングスリーブ使用数) | |||||||||
使 用 電 線 (㎝) | リングスリーブ(個) | ||||||||
候補問題 | 1.6-2C | 2.0-2C | 1.6-3C | 1.6-2CR | 1.6-2Cエコ | IV(1.6) | IV(2.0) | 小 | 中 |
№1 | (300+350+450) 1,100 |
350 |
(400×3) 1,200 |
3 | |||||
№2 | (250+300×2) 850 |
(300×2+350)950 | 4 | ||||||
№3 | (250+300×3) 1,150 |
250 |
350 |
2 | 1 | ||||
№4 | (300×2+350) 950 |
300 |
(450×3) 900 |
2 | |||||
№5 | (250×2+300×3) 1,400 |
(350×2) 700 |
4 | ||||||
№6 | (300+350×2+550)1,550 | (400×2) 800 |
2 | ||||||
№7 | (300×3) 900 |
250 |
(350×2) 700 |
2 | 1 | ||||
№8 | (300×3) 900 |
350 |
300 |
(400×2) 800 |
4 | ||||
№9 | (300×3) 900 |
250 |
(300+350) 650 |
7 | |||||
№10 | (300×2) 600 |
250 |
350 |
2 | |||||
№11 | (300×2+400) 1,000 |
250 |
350 |
2 | 1 | ||||
№12 | (250+300×2) 850 |
(350×2) 700 |
250 |
3 | |||||
№13 | (300×4+350×2+400) 2,300 |
3 | |||||||
合計 | 14,450 | 1,550 | 5,450 | 300 | 250 | 2,800 | 900 | 40 | 3 |
(3)折尺は、実際に電線をカットする時に使用しました。カットし終われば、折りたたんでおけば邪魔になりません。
(2)巻尺(ストッパー付)は、折尺より長く計れるので、材料のサイズの確認時のみ使用しました。自立できますが、不安定です。
(1)メジャー、ものさし等呼び名はいろいろですが、種類もいくつかあります。私はこの二種類を当日持込ました。
とにかく 外装がはぎとりにくいし、絶縁被覆もむきにくい。最初からナイフ使うか迷います。もし、最初にワイヤーストリッパ等ではぎとりを失敗したら、ナイフの使用に、切換ます。無理して続けると、大きな傷になる場合があります。使用工具を変えましょう。
接地側と非接地側を最後にネジで留めますが、ネジのサイズもメーカーにより2種類あるそうです。4ミリと3.5ミリのネジです。輪づくりでも若干サイズが変わると思います。私も、両方探しましたが、3.5ミリしか手に入りませんでした。露出型のスイッチのネジが4ミリでしたのでそれで練習しました。
メーカーによっていろいろです。一番の違いは、差し込む心線の長さがメーカーによってまちまちです。練習時、大抵は1つのメーカーで練習するので、練習時の長さが、試験時の長さと思い込まないように注意します。だいたい12~16ミリぐらいの範囲になります。
材料
(3)こちらは反対側です。ラッカー塗料で、同じ黄色で書きました。ホームセンターや模型店で購入できます。この印を書くと、圧着印の間違いが、格段に減りました。
(2)圧着するリングスリーブのサイズによって極小、小、中、大と示す印が平らな面に入っていますが、写真にある面にも追加します。
(1)いろいろなメーカーからでていますが、柄が黄色のものが指定工具になります。個別に購入される方は注意してください。
(3)このように、確認の際、使用電線は、真直ぐに伸ばしておきます。他の材料も箱から出しておき作業しやすいように配置しておきます。この時にコネクタ類の差込サイズを確認しておくと後々作業が楽になります。
(2)箱の中ですが写真のように電線が丸められ、輪ゴムで留められてました。とにかく取り出しにくかったのを覚えてます。正確ではありませんが再現してみました。判定しやすいようにでしょうか、他の電線と違う色のものがありました。(写真には載ってません。)
(1)問題用紙1ページ目を見ながら箱の中の材料の数や寸法を確認します。問題は、2ページ目に書いてありますが、指示があるまで開けれません。材料確認中に問題を予想できれば時間短縮になり、ラッキーなのですが。
(3)写真のように、試験開始前には机上には最小限の物しか置かないようにします。箱は床に置きます。複線図を書いたら、最初に手で掴む工具を置いておきます。これで少しは効率がUPします。
(2)試験当日は、机が傷つかないように、下にボール紙が敷いてありました。試験時、材料が入ってた箱と問題は持ち帰れましたので、それを並べてみました。これだけ並べてもかなり狭く感じます。
(1)机の面積は、最初は広く自由に使って練習します。慣れてきたところで60×40㎝で練習しました。かなり狭く感じます。使い古しのマットを使ってます。
(3)試験開始前は、もものあたりに広げておき、開始したら、ベルトに挟めばよいと思います。
(2)試験当日に支給される袋はこのようなものです。私の時は、「切り屑入れ」と字が書いてあり、サイズは、約縦30×横25㎝でした。
(1)ゴミ袋をこんな感じでベルトに挟めて練習します。家で練習する時は中くらいのコンビニの袋で代用します。
(3)試験が開始したら時計を立てて、空いたケースの隙間にリングスリーブ等を入れます。これで時計も見やすく、小さい部品も無くしません。試験官にとがめられることは、まずないと思いますが、万が一、試験官に指摘されたらその指示にに従います。
(2)最初、材料確認時まではこんな感じで置いときます。リングスリーブ等はすぐにケースに入れられるように、一まとめにしておきます。
(1)時計とケースです。たまたまサイズが合うものがあったのでこれを使いました。
(3)工具の種類によっては、収まりが悪い場合があります。そういう時は、中に仕切りを入れましょう。私はダンボールを切ってガムテープで止めて簡単に作りました。
(2)上から見るとこんな感じです。出し入れしやすいように工具の位置を決め、決めたら同じ位置をキープしましょう。そうすれば見なくても工具が取り出せます。
(1)私は、ホームセンターの特売で1つ500円で買いました。工具が1つに納まらなかったので、これを2つ用意して、左右均等の重さになるように配置しました。ベルトは家にあった余りものです。
(3)このように、再使用電線は、一まとめにしておき、1サイクルごに使用すると良い。新品→再使用品→新品のように。私はこれを70セット分ぐらい作りました。
(2)写真のように被覆の長さを調節して接続して作ります。使える長さものは限られてきますので、実際に加工する最短の長さに各々作ります。(実際の試験みたいには電線が余らない。)
(1)一度使用したものをバラシ、長めのものだけ真直ぐに伸ばしなおしてストックしておきます。
聞きなれない名前ですいません。私が考案した、スケールです。 ホーザン社製ワイヤストリッパP-955に取り付けて使います。練習中どうしても作業時間を短くできなくて、新しい工具を自分で作ることを考えてました。そうすれば、時間が短縮できるのではないかと。
今までの作業手順が若干変わるかもしれませんが、これで私が実際練習した時、問題にもよるのですが、4~8分、時間の割合でいうと10~20%短くすることができました。たかが4~8分ですが試験時間が40分と考えるとこの短縮は大きいです。電動工具以外の工具は持込可です。実際、試験会場で使用しました。机上に、試験官に見えるよう置いてましたし、使用中も見られましたが、何も言われませんでした。
なぜ、時間を短縮できるかというと、皆さんは、各パーツごとに作ったものを、最後に、アウトレットボックスやジョイントボックス(実際は支給されない)内で接続されると思います。最後に各電線を接続する時、まとめて絶縁被覆を自分で決めた寸法や材料の寸法に合わせて剥ぎ取ります。まとめて剥ぎ取ることは効率を考えると至極当たり前です。剥ぎ取る時、いちいち手元のスケールに電線をあてて、長さを測ってからカットするはずです。面倒だし時間もかかる、ましてやサイズは正確ではない。
私が考案したものは、片手で工具を握ったままで、反対の手で電線を切り口に当てながら、サイズを測りカットするものです。一度握った電線分のカットはすぐに出来ます。切るところにスケールが付いているので、最初に電線の寸法を決めた時に使ったスケールで測り直さなくてもいいからです。また、本数が多ければ多いほど効果絶大です。
下記のリンク先で詳しく説明してます。よろしければ御覧ください。
(3)後は、毎日、いらないチラシ等を利用して、候補問題数分の書き方を練習する。最初は、1問を5分、最終的には、1問を3分で書けるようにする。
(2)裏面には、複線図を描く。これを、候補問題の数だけ書く。そうすれば、いちいち解答集を開かなくても正解の確認が出来る。
(1)適当な紙(裏面が透けてますが、私はチラシを使いました)を用意して、半分に折り、表に単線図を描く。マジックペンを使ったほうが消えにくくて良い。
①複線図の練習
(3)このように最初から、圧着する時は、見える位置に刻印がくるようにすれば心配ごとが一つ減ります。圧着ペンチの刻印の位置を確認しながら圧着すればよいのです。
(2)このように上から見て、刻印が見えなければ、採点時、触ってひっくり返し、確認しますよね。他にボロが出たりしないかヒヤヒヤします。
(1)刻印が見えるものと見えないものを並べて見ました。こんな感じです。